【生存恐怖症】
変な時代に産まれてきました
俺はもうすでに歩くのもつらいです
誰のために何のためにって疑問を
飽きもしないで問い続けるのが人生らしい
生きるって事がもし固定概念に囚われた
大衆心理に基づく単なる洗脳の一種だとしたら
俺はその洗脳から解き放たれて自由になりたい
その自由という洗脳を己にかけておきたい
もしここで俺がギターを手放したら
それはもう俺じゃなくてただの
どこにでもいる成人男性だろ
笑ってくれよ
生きるって事がこんなに難解で複雑ならば
怖くなって足が竦んだって仕方がないね
だけど”前向いて生きるしかない”なんて
さもそれが正義かのように言い放つ
君の根拠と理由と論理を今すぐ問いたい
誰かが言ってたからそうだと思ってるんだろ
百人がそう言ったならそれは正しいだろって
俺だってそうだよたくさんの情報のどれが
正しいかなんてわからないまま今日を
生きてるんだ