WebライターDaichiの日記帳

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珈琲見聞録51・恵夢@大日

久しぶりの珈琲見聞録です。

あれからもいろんな喫茶店に行きましたが、ここから珈琲見聞録を再スタートします。

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↑コーヒー(¥340)


写真の撮りかた(加工)も変えました。笑

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マンションの一階にあるお店。
その佇まいは昭和の香りが残る、僕好みの店構えです。

写真右端にある看板の電源を引くコードが、扉の左側から引かれて店の前なのにコードを隠さずに堂々と横断させてるあたり、店主の不器用さ(失礼)を映し出していて好印象。

僕あんまり綺麗にまとまりすぎてる店好きじゃないんですよね。なんか、味で勝負してる感じじゃないところが。

偏見ありますけどね。笑

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店内はこんな感じ。

すごくローカルな感じで好きです。
老夫婦が営むこのお店、店内は珍しく無音。

茶店って、だいたい音楽流れてるのに珍しいなぁと思ってました。

店内を見渡しても音響らしい設備もなく、もともとこのお店は無音なのでしょう。

カウンターで山積みの伝票と戦うご主人。
電卓の音が、静かな昼下がりに響きます。

客は僕だけ。

奥さんは、入口付近の椅子に座り外を眺めていました。老夫婦に会話はありませんが、不仲というわけではなさそうです。

曜日と時間によっては、常連さんが来そうな空気でした。カウンターの横にあるコルクボードには常連さんのらしきコーヒーチケットが貼ってます。


ああ、そうだ。コーヒーの味。

優しそうなご主人の色が出ている味です。
んー。あんまりこういう表現は伝わらないだろうけど、まさに円形であるという表現が近いかな。

柔らかくて深みある豆の味をそのまま活かすスタンダードな珈琲。後味に酸味が残り、自然と喉を通っていく。

凡ゆる事に共通するけど、スタンダードは難しい。標準的なもの、で勝負するのはよほど難しいことなんだ。

ここのお店がどうしてこの味にたどり着いたのか初見の僕にはわからないけど、この店の全部の歴史の終着点がこの味なのだと思うと、僕が察するにご主人はとても真面目な人だと思う。

これは毎回考えていたのだけど。
結論には理由があるはずなのです。

この味にはこの味の理由が。
それらを楽しみながら、味わうコーヒーはまた、格別の”味”を感じます。

チェーン店にはない深さ、みたいなもの。

おいしかった。

また来たいな。