千年の牢獄

少しだけ突飛な話をしよう。

僕は別に音楽が好きなわけではない。

は？と思うかもしれないけど。

僕はただ音楽という媒体に興味を持つ。

幼少期、ラジオを聴いていて。

その時の悩みを全て崩してくれた。

それは言葉だったし、詩だった。

同時に音だった。

瞬間から、僕が与える側になる日を夢見た。

それが僕にとって偶然音楽だった。

それだけ。

嫌いなのか？

というと、そうではない。

好きか嫌いか、という話をするなら。

好きだけど……。

No music,No life.

というわけでは全くない。

そんな奴の音楽聴きたくねえわ！

と思ったかもしれない。

でも少しだけ突飛な話をしただけ。

冷静に考えてほしい。

多くの「受信者」は視野が狭くないだろうか。

当然「発信者」が見やすく開示してない。

然しそれだけでは到底説明し得ない。

それほどに「目に見えるもの」だけしか。

現代の受信者は見ようとしない。

なぜか。

考察できないのではないかと推測する。

わざわざ音楽考察して聴く？

と思ったかもしれない。

僕も初見では考察しない。

また考察は作者の意図に反する場合も多い。

この話を広げると収拾がつかない。

戻すと……。

僕は音楽が好きというわけではない。

文字も好きだし。

といって文学っ子かというと、そうでもない。

中途半端か、と思うかもしれない。

まさに中途半端だ。

僕は自身の知りたい世界しか知らない。

だから知りたい。

より広い世界を。

僕は自身の世界を広くしたい。

そのためには、今より広い世界へ。

踏み出さなければならない。

環境をそのままに。

新しい世界へ。

僕は。

音楽が好き、嫌い、そんな範囲はいい。

そんな範囲より「伝えたいこと」がある。

そして「考察したいこと」がある。

みんなでそれを分かち合い。

みんなでそれを解明したい。

だから発表する。

バンドする。

何年振りかわからない。

あの日、僕はAliceを置いた。

普遍的でありながら。

変則的な日々の始まりだった。

Sionは僕を救い。

一人じゃないと告げた。

舞台で。

ただ理由を求めた。

叫んでも、共鳴して。

Aliceとは違ったが。

違って当然の嬌声だった。

何が伝えたいのか。

そこまでハッキリ書かなくても大丈夫。

ここまでの文字は。

単かる数列ではないよ。

生きてると思うから。

信じて。

またね。

ありがとう。