PCのテキストエディタを変更した件【Webライター活動記録】
こんにちは、言ノ葉屋・黒猫堂Daichi.Kです。
滋賀を中心に活動している某緑芸人が本を執筆しているようですね、僕も現在、執筆中です。
ライターとしては負けていられませんね。
そんな私はそろそろ7月15日をもって31歳になろうとしています。某緑芸人と同い年なのですが、そろそろ色々と考えなければならないですね。
・エディタを変える意味
さてさて、そんなことはいいんです。
ライターは1文字の入力に対する時間の削減がとても重要です。
たとえば100文字書くのに1分かかる人と、50秒で書ける人ならどうでしょう。
「え、10秒しか変わらんやん!」
と思いましたか?1000文字なら100秒つまり1分40秒の差が開きます。
1万文字なら?1000秒ですから16分以上の差が生じますよね。積もればさらに大きなものになります。
まあ、常に同じ速度で入力できるわけではないのでこれはちょっと極端な話ですけど。
以前はあまり気にしませんでしたが、最近は特に速度や効率を重視したライティングを心掛けています。
・これまで使用したエディタ
今回のメインテーマは某緑芸人と自分を比較する目的ではなく、エディタを変更した報告です。
どんな仕事でも、仕事道具にはこだわりを持つ人が一定数います。特にWebライターなら執筆環境の他、使用しているソフトが作業効率に大きく影響するでしょう。
ずっと「Mery」というテキストエディタを利用していました。理由は、特にありません。
というより、普通のWindows初期搭載のテキストだと味気なく、機能もないためWordを初期では利用していました。
しかしOffice Wordを導入していない状態では、どうしても類似ソフトで代用するしかなく、保存する時のファイル形式の変換が面倒だったのは大きな理由の一つです。
面倒というほどのことでもないのですが、当時の僕には大きな面倒に感じました。保存する時に「Word」を選ぶだけなのですが、それさえ嫌だったんです。
また黒猫堂はクライアントへの記事を希望が無ければtext形式で納品することにしているので、そのあたりの兼ね合いもありtext形式で作成できるエディターが必要になったのがはじまりです。
とはいえ、コロコロと執筆環境を変化させたくなかったので、いくつかのエディターを比較することにしました。
参考になりそうな記事を読み漁り、比較した結果…
プラグインで多機能化できる比較的動作の軽いソフトとして、Meryにたどりついたのです。
(あれ、たいした理由はないとか言いながらめっちゃ比較してるやん、とかツッコミは無しで…)
執筆環境はとても大切です。特に時間との闘いが続くライティングの仕事では、本当に痛感しました。
長く使用していくつもりだったんですけど……様々な問題が発生し始めました。
それも、ゆるやかーに。
・Meryで発生した問題点
先に言っておきますが、全ての人にこれが起こるわけではないと思います。
僕の使用している執筆環境はノートPCで、作業用のため容量は必要最低限のものとなっており、動作環境として不自由ないスペックのものを利用しています。
そのためメモリがより大きく、動作環境としてもっと安定したPCではこれらの問題は発生しないかもしれません。
あくまで「僕のPCで発生した問題」について書いていきます。
・最初の問題
まず、最初に発生した問題は設定が保存されなくなったことです。
小さな点ですが、たとえば背景を黒、文字色を緑にしていましたが、再起動すれば背景が白、文字色が黒に戻るようになったのです。
以前はそんなことなかったんですけど、急に。
あれ?設定が戻ってる?
困りました。別に背景の色なんて関係ないじゃん、本文が正しく執筆できればいいじゃんとも自分に言い聞かせてみましたが、思っている以上に僕はワガママでした。
作業環境の微妙な変化さえ嫌だなって思って、アンインストールして再インストールまでしました。
1分1秒を大切にしたいのに、いちいち設定の再構築をしているのは嫌だし、といって白背景で黒文字はもっと嫌。
なんてワガママなんだ!!
と思いつつ、最初の不具合はそんな小さなものでした。
・二つ目の問題
再インストールしてからは順調に動作してくれていましたが、次に発生した問題は致命的でした。
入力して変換して、エンターを押したら今入力した文字が消えるようになったんです。
資料を見ながら執筆して、画面をみたら文章がおかしい……入力ミスか?と思っていましたが、画面を見ながら入力している最中に明らかに入力した文字が2~5文字ほど消える現象がたびたび起こるようになりました。
1文字の入力速度がどうのこうの言っている時に、入力文字が消える(しかも発生タイミングはどうやら不規則)なんて、もはや使えない!
そして二度目の再インストールをしました。Meryをどうしても継続して使いたかったんです。
なんだか、このタイミングで切り替えるのは自分の最初の選択に対する裏切りな気がして……。
再インストールしたら入力した文字が消える現象は一時的に改善されました。
・三つ目の問題
そして、今回のエディタ変更に至る最大の決め手になったのはこの三つ目の問題が発生したことです。
通常、文字を入力する時は、パソコンを触ったことがある人ならわかると思うんですけど…
「あいうえお」と入力すると、変換前の状態はひらがなで表示されていて、スペースキーを押して漢字に変換し、エンターを押して入力完了になりますよね。
この「あいうえお」を入力した時点で画面に文字が表示されておらず、スペースキーを押して変換画面になった時に初めてここまで入力したひらがなが見えるようになったんです。
わかりにくいかもしれませんが、変換前のひらがながスペースキーを押すまで目視できなくなったということです。
入力ミスをしているかどうかなんていうのは、キーに触れる指先の感覚でわかるようになってきましたが、そんなことより変換前のひらがなが見えないってどういうこと?
再起動しても直らないし、これはまたアンインストール?と思っていたら、二つ目の問題だった「入力した文字列が消える現象」が再発。
本当に長く使うつもりだったけど、この出来事がきっかけでMeryとの別れを決意しました。
・新エディタの導入
実は以前から有料エディタに興味があったんですけど、いろいろ調べるうちに「ライター」よりも「プログラマー」とかのほうが有料ソフトを使う価値は高いのかなと思っていました。
もちろんライターの人も有料エディタを利用している人が多くいると思いますし、そのうち黒猫堂としても有料のものを導入するかもしれません。
しかし、現時点では無料エディタにしようと決めていました。
じゃあ何を導入するのか。
第一候補は「サクラエディター」でした。これは知ってた、かなり前からエディタとして知られている有名どころです。
でも、サクラエディタを選ばなかった理由は「メジャーすぎるから」なんですよね。なんて天邪鬼……。
あんまりメジャーすぎると「あー、君もサクラエディタなんだ」と言われちゃいますよね。いや、別にいいんですけど。
じゃあマイナー路線でいくか、と思ったけどマイナーすぎるには理由があってマイナーなのは機能性が低かったりして受け入れられていないからマイナーなんですよね。
じゃあメジャーどころから使いやすいものを選ぶしかないよねって話になった。
僕はいくつかダウンロードしてみて、実際の使用感を比較してみました。
今回、黒猫堂が導入することにしたエディタはずばり……「Sublime Text」です。
はい、理由としては初期設定で背景が黒い。これはポイント高いね。うん。(そこ?)
そんなことはもとより、複数の記事を同時進行するケースが増えてきたので、テキストファイルを同時にタブ管理できるものが理想的だったんですよ。
そういう意味ではTeraPadは肌に合わなかった。機能性は優れているのだろうし、それはわかったんだけど…
新規作成した時にタブで複数表示されていないタイプは使いにくい。Meryがそうだったから、僕にとって最低限の機能性はタブ表示と背景黒、これは決めていたから。
あとはプラグインの導入がコンソール直で、エンター押すだけの簡単さ。ごめん他のテキストエディタはそれを試す前にアンインストールしちゃったんだけど、ビジュアルも重要な僕にとっての作業環境としてはSublime Textが最高だった。
今後、使用感や機能を追加するなどあればブログで公開しようと思っているけど、普通に文字数のカウントと行数表示だけで仕事しやすい。
もっとこだわった機能を駆使できれば、より効率的な執筆が可能かとは思うけど……。
現時点では満足しています。
これを機会に、定期的にテキストエディタ事情を調べてみようかなとも思っているけど、ちょっと自分のバースデー前後には予定が詰まりすぎてて今は無理かな。
・最後に
テキストエディタの使用感や、デザインなどの視覚的な満足感は、執筆活動における重要なポイントです。
見た目に関係なく高機能を求めるライターも当然いるでしょうけど、僕は見た目も重要。
軽量、かつ拡張機能に対応し、無料で、動作が安定していて、文字が消えなくてエラーが起こらなくて、文字数と行数が瞬時に把握できて、タブ表示されていて、背景が黒で、文句ないですね。
……めっちゃワガママですね。
・お知らせ
黒猫堂ココナラ支店では、8月1日から価格改定を予定しています。文字単価0.8円に引き上げる予定です。
引き上げの理由は、主にココナラの手数料が高いため、採算がとりにくくなっているためです。
ただし、ただ手数料のために値上がりするだけではありません、サービスを価格以上に良いものにしていく予定です。
現時点では予定として…
・ワードプレス直接入稿
・画像選定(5枚まで)
・納品形式の拡充
・本文中にリンク挿入
といった今は別料金や要相談の内容も対応できるようになる予定です。
また5枚以上の画像選定や、ワードプレス以外の専用投稿画面への別途料金対応をはじめ、Instagram引用などにもオプションで対応していく予定をしています。
来年以降には「お急ぎ仕上げ」も始めようと考えております。別途料金をいただきますが、料金以上のクオリティでお届けできればと思っておりますのでよろしくお願いします。
今後とも、黒猫堂をどうぞごひいきに…。
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