【声】
一寸先の闇
照らす火を、火を
もしも僕がこの手に
握り締めていたならと
"ガラガラと音をたてて"
猛る炎揺らぐまま
ここで唄い叫ぶことしか
できない僕の声よ届いて
足元さえ見えない
孤独な夜越えて今
僅かな光、頼りに歩き出す
"バラバラと音をたてて"
欠ける炎揺らぐまま
ここで唄い叫ぶことしか
できない僕の想いよ届いて
猛る炎揺らぐまま
ここで唄い叫ぶことしか
できない僕の声よ届いて
足元さえ見えない
孤独な夜越えて今
僅かな光、頼りに歩き出す
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2018.9.6に書いた詩です。
近いうちにカタチにしたいなぁ。
台風とか地震とか続いたあの残暑厳しい日に書いたんですけど、言わずもがな自然災害の前に為す術のない人間を描いたものです。
何もできないけど、ただここで歌うことで伝わればいいなあ。
大丈夫だよって、その手を引くんだ。